パイオニアとは

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パイオニア | Pioneer

創業者である松本望がアメリカ製のダイナミックスピーカーを聴き「自分の手でも作りたい」と、1937年に国産初のダイナミックスピーカーを自身の手で開発したことより始まった。「パイオニア」とは、そのスピーカーの商標である。翌年、福音商会電機製作所を設立し、販売を開始した。1961年には商標であったパイオニアを正式に社名とした。その後、世界初のセパレート型ステレオを発売し、オーディオブーム全盛の頃には山水電気、トリオ(現・ケンウッド)と並びオーディオ御三家(俗にいうサン・トリ・パイ)と呼ばれており、特にオーディオファンからはスピーカーのパイオニアで親しまれた。
プロフェッショナル向けオーディオブランドとしてTAD(Technical Audio Devices)を持ち、多くのスタジオにモニタースピーカーなどを納入している。一般向け高級オーディオブランド Exclusive と並び、オーディオマニアには著名である。欧米市場では70年代初頭までCENTREXというブランド名が使われた。

ソニー、パナソニック、日立製作所、東芝等と比べると規模は小さいが、自社の得意分野への選択と集中を早くから進めており、個々の事業においては優れた技術力とブランド力を持つ。また、カーナビやカーオーディオについてはOEMによる他社への製品供給も行なっている。
ホームエレクトロニクス事業としてPDP(プラズマテレビ)、DVDレコーダー、PC用DVDマルチドライブ、Blu-ray Discプレイヤー、PC用BDマルチドライブ等を手がける。また「カロッツェリア」ブランドで車載用AV機器(カーナビゲーション、カーオーディオ)を展開している。これらホームエレクトロニクスおよびカーエレクトロニクス事業が売上の2本柱となっている。

2009 年3月期、過去最悪の最終赤字を計上する見通しとなったことから、産業活力再生法による公的資金活用の検討に入ったことが明らかになった。シャープと資本業務提携を行い、プラズマテレビの自社開発、生産から撤退し、光学ドライブ事業をシャープとの合弁会社「パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社」に移行した。また 構造改革の一環として、2009年11月に本社機能を東京都目黒区から神奈川県川崎市の川崎事業所へ移転し、目黒旧本社は売却されることとなった。