ビクターとは

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ビクター | Victor

日本ビクター株式会社は、映像機器・音響機器・記録メディアを主製品とするメーカー。JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社の子会社である。日本では蓄音機から聞こえる亡き飼い主の声に耳を傾ける犬(ニッパー)とキャッチコピーで知られている。カーオーディオならびに海外でのブランド名はJVC。

日本ビクター(設立時は日本ビクター蓄音器株式会社)は1927年、現在の平面式レコードを開発したアメリカ資本のThe Victor Talking Machine Companyの日本法人として設立。米国ビクターは明治時代から商品を日本に輸出していたが、関東大震災以後大幅な輸入品関税のアップによる収益性の悪化から、生産から販売まで行う現地法人として発足する。
戦後に日本ビクターに社名を変更し、松下電器の傘下に入った。

蓄音機の販売から始まり、現在ではテレビ、ビデオ、DVDレコーダー・プレーヤー、音響機器、ビデオカメラ、磁気テープ、光ディスク等の研究・開発・製造・販売を行っている。JVCというブランド名は、「日本ビクター株式会社」の英文直訳から来ている。主にビクターが商標権の都合で使用できない海外市場で用いられており、現在は日本向け製品でも使われるようになっている。

家庭用ビデオフォーマットのVHSの開発メーカーであり、ソニーの開発した家庭用VTRのベータマックスとのフォーマット争いは有名である。

2007 年をもってケンウッドとの資本提携により松下電器産業(現・パナソニック)の子会社ではなくなったが、その後も筆頭株主であり、グループ企業に名を連ねていた。共に家庭用 AV機器を主力とし競合関係にある。長年、パナソニック創業者である松下幸之助の方針により、相互補完・相互競争による発展という概念からグループ内でも独自性を持つ企業であった。2008年にケンウッドと経営統合し、持株会社のJVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社の子会社となり、パナソニックは持株会社の株主となった。
ビクター傘下にソフト会社であるビクターエンタテインメントやテイチクエンタテインメントを始めとするソフト製作部門を持ち、ソニーに次ぐハード・ソフト事業を有する企業である。また、その他のグループ会社に、JVCエンターテインメントやビクターインテリアなど約100社の関連会社を持つ。